〔074〕木曽駒ヶ岳 (2,956m)
2000年07月21日(当時51歳)
  夜中の1時に黒川平駐車場に着き仮眠する。
朝6時にシャトルバスに乗り、ロープウェイ駅のしらび平に着く、ロープウェイに乗ると標高1,800mのしらび平から標高2,600mの千畳敷まではあっと言う間に着いてしまった。
  千畳敷からの雄大な景色を眺めつつ30分登ると中岳のふもとに着く。中岳(2,925m)に登り、一旦降りて登りつめると、1時間半で ”駒ヶ岳”(2,956m)に着く、気温16℃ 快晴。 帰りは中岳には登らず、危険と書いてある、巻き道を通ることにする、危険と言うほどのこともなく、楽で楽しい道であった。
嫌がるN氏を説き伏せて、 ”宝剣岳”(2,931m)に登る。 山頂は狭く沢山の人で一杯、ここから見る千畳敷は最高の景観であった。
  宝剣岳からの降りは更に急でくさり場も多く楽しめた。 尾根道を極楽平まで歩く。 極楽平の下にはかなり大きな雪渓が広がっていた。 後は単調な降りを消化して千畳敷のロープウェイ駅に至る。
今回は雲ひとつ無い最高の天気に恵まれた。
ロープウェイで標高差800mを稼ぐ。
千畳敷カールと中央は宝剣岳。 右側の ”乗越浄土”から登る。
ロープウェイ駅から見た千畳敷カール全景、所々に残雪が残る。
空には雲ひとつ見当たらない最高の天気!
千畳敷より30分の直登で ”乗越浄土”(2、850m)に着く。
”宝剣岳”(2,931m)には下山時に登る予定とする。
乗越浄土から見た ”中岳”(2,925m)。 ここから ”天狗荘”の前を通り ”中岳”に至る。
右後方に雲の上に顔を出す ”御獄山”(3,067m)、次はあれを登るぞ。
頂上小屋から見た ”駒ヶ岳”山頂、あとひと頑張りだ。
1時間半で ”駒ヶ岳”(2,956m)に着く。 気温16℃ 快晴。
コマクサが咲き、 ”御獄岳”を望む景観は疲れを癒してくれた。
”宝剣岳”で雲上人となる。
”極楽平”から ”千畳敷”へ降りる。
極楽平”下の残雪で遊ぶ。
***** 駒ヶ岳は最高の天気であったが、あくる日の ”乗鞍岳”はガスと小石混じりの突風で最悪の天気となった。*****
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長野県駒ヶ根市赤穂


標高差:316m
日本百名山』 一際目立っていたのは宝剣岳であった。
”中岳”山頂より ”御嶽山”を見る。
一登りして ”中岳”(2,925m)に着く。
”中岳”から 頂上山荘まで下り、 ”駒ケ岳”に登り返す。
”中岳”にトラバース路があるのは下山時に知った。
”中岳”を下り、頂上小屋から ”駒ヶ岳”へ登り返す。
頂上小屋前に戻り ”中岳”をショートカットするトラバース路に入る。
トラバース路では離合するハイカーが
少なく助かった。
トラバース路は水平道なので楽チンで、狭い道でスリリングなのが楽しかった。
きそこまがたけ
深田久弥著の「日本百名山」から
  私はこの山頂に二度立った。 いずれも戦争前で、最初は伊那から登って
木曽へ下り、その次は南の越百山から主稜を縦走してこの山頂へ来た。
その時はすばらしい天気に恵まれて、四周の展望をほしいままにした。
宝剣岳(2,931m)
今日の ”御獄岳”も最高の天気の様だ。
垂直に近い岩峰をよじ登り ”宝剣岳”(2,931m)に立つ。
個人的には ”駒ヶ岳”より ”宝剣岳”の方に魅力を感じた。
”木曽駒ヶ岳周回路。
2023年12月17日改定